大田区の外国人滞在施設経営事業特定認定手続き代行、簡易宿所申請手続き代行

大田区特区民泊施設レポート

平成28年1月末から開始された大田区特区民泊ですが、平成28年4月上旬の時点で認定を受けている物件数がまだ一桁ということもあり、あまり多く利用されているとは言い難い状況になっています。

そこで、実際に認定を受けた物件はどのようなものかを紹介することで、特区民泊の認定を検討している方の参考になればと思い、特区民泊運用開始初日に認定申請された、とまれる株式会社の運営する特区民泊施設を見学してきました。

とまれる株式会社は、違法民泊の横行する現状の中で、合法民泊を強く推進されています。

stayjapan

特区民泊認定もしくは旅館業許可を取得した物件のみを掲載する民泊プラットフォーム「STAY JAPAN」を運営されており、大田区特区民泊においては初日に2件の認定申請をされ、メディアでも大きく取り上げられました。

物件外観

今回見学した物件は、JR蒲田駅から徒歩約3分の場所にある、マンションの1室です(STAY JAPAN掲載ページ)。

入り口外観は、通常の住居とほとんど変わりません。築浅でとても綺麗なマンションでした。

余談ですが、エレベーターの昇降が高速で、部屋のある5階までだとあっという間に到着します。

ドアには特区民泊認定を受けたことを示すステッカーが貼られています。

物件内部の様子

物件の内部は、民泊ですので当然ですが、綺麗なワンルームという感じです。

入り口から見るとこのような感じです。左手にキッチン、右手手前のドアの中にはトイレと浴室があります。

ユニットバスではなく、ゆったりとした造りになっています。

キッチンの下には自炊に十分な器具が揃っています。

ベッドはダブルベッドで、クローゼット内に布団が1組入っていて、3名まで泊まれるようになっています。

掃除用具、テレビ、テーブルとひと通り設備が揃っているので6泊7日を超える滞在でも不自由はしなさそうです。聞いたお話では、「外国人旅行者はあまりテレビは見ないようです。」とのことでした。

外国人利用者向けの外国語の案内です。

「大田区」と書いてあるのは事業系一般廃棄物処理のためのチケットです。特区民泊のゴミは事業系ゴミになるため必要になるのですね。

バルコニーからは中学校が見えます。

簡易宿所など旅館業許可の場合には、この距離に学校がある場合には意見照会が必要になります。

特区民泊では意見照会は不要なので立地に関してはやはり特区民泊の方が有利と言えそうです。

施設を見学して

実際に特区民泊の認定を受けた施設を見学させていただきましたが、施設自体は綺麗なワンルームマンションという感じで特別な施設という印象はありません。

また、特区民泊を検討している方の大きな懸念点のひとつである本人確認や鍵の受渡しについては、この施設の場合には、近くにあるビジネスホテルが行っているとのことです。

考えてみれば宿泊施設運営のプロであるホテルや旅館と協力するというのは、非常に合理的だと感じました。

最低6泊7日という宿泊日数の制限もあって、なかなか数が増えない特区民泊ですが、こうして実際に認定を取得した施設を見ると、旅館業許可に比べてかなり初期投資は抑えられそうです。

今回見学したようなワンルームマンションで旅館業許可を取得するのは現実的にはかなり難しいため、自己所有物件が空き室になっているような場合には、充分この制度を利用する合理性があると感じました。

そしてそれこそが本来的な意味でのシェアリングエコノミーに近いものかもしれません。

(この記事は、平成28年4月14日施設訪問時の情報をもとに書かれています。)

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